2024年6月18日、介護のための日本語研修プロジェクトによる2024年度介護カリキュラム研修の開講式が、ウティポン・スパカワニット・カンチャナブリ県副知事を主賓として、中央ボランティア協会のパイラット・ゴーンボンコチャマート教授、パイブーン・クムチャヤー将軍、プラティープ・ウンソンタム・秦プラティープ財団創設者兼事務局長が出席して行なわれました。 今回の開講式にはカンチャナブリ県内の各参加高校の校長も出席しました。 今回の研修に参加した生徒・学生たちはカンチャナブリ県内の各参加高校の3年生、タクシン大学、ランシット大学、ラチャパット大学チェンマイ・キャンパスの学生ら、計16名です。 福井県は2024年4月14日から6月27日までの間、高齢者介護の技術についての理論と実技の知識を教えるため、6名の専門家を講師として派遣しています。 なお、介護のための日本語研修プロジェクトは2020年、経済的に恵まれない高校3年生や大学生が日本語と介護の能力を身につけ、合法的に渡航して日本で介護業務に就いて安定した収入を得ることを目的として福井県とドゥアン・プラティープ財団、カンチャナブリ県バーンガオ・ウイッタヤー高校との協力によって始まりました。 介護のための日本語研修プロジェクトの活動で、これまでに福井県へ就業する生徒・学生を派遣したのは29名になり、第5次ではさらに16名の派遣が準備されています。 中央教育ボランティアセンターのパイラット